ライフコード

死から今を考える

ライフコードというメソッドは僕が30年かけて体系化したものです。

それはほとんど実践と独自の思考に基づいたものです。

僕は1995年に神戸で大震災を経験しました。僕の住んでいる処は長田区という神戸市の真ん中辺りにある下町です。

長田は駅の区間で2駅ほどの一帯を全焼し壊滅的な打撃を受けた土地です。当時はもう復興なんて絶対無理と思ったほど、見渡す限り黒焦げになりました。

そして親戚を含め友人知人の多くも亡くなりました。

瓦礫の中でまだ生きている人も、巡ってきた炎で生きながら焼け死んでいきました。

人が火で焼かれて死んでいく時の絶叫は壮絶なるもので、今でも耳にその多くの声は残っています。

東北の人たちもそうでしょうが、被災した事が無い人に比べて、遙かに多くの死者を見て来たと思います。

僕の父親は僕が26歳の時に、胃癌で亡くなりました。

やはり父親の死は近しい間柄だっため、人の「死」というものを強く考え出すきっかけになったと思います。

明石海峡大橋が建築中でしたが、そのニュースを病室で見る度に「オレはあの橋は渡れんなぁ」としみじみと言っていたのを思い出します。そんな父親の死を見つめ「本当にこの人は満足のいく人生だったのだろうか」とずっと考えていました。

それがトリガーとなり、この世に生まれてきた人間が何をすべきか、どう生きればいいのか、後悔せずに死ぬにはどうすればいいのかということをそれ以降探し求めました。

常に思考の中には「死」を軸に考えてきたと思います。

死を話題に出すと「縁起が悪い」と言われます。

死というものは、誰しもがなんら根拠なく忌み嫌います。

そして自分を含めた近親者には、死など訪れないものだという前提で多くの人は生きていると思います。そういう考えが根底となっているので、特定の人の死を話題にすれば「縁起が悪い」と言うのでしょう。

しかし考えてみれば「死」を迎えない人などいません。

いつかはどんな形かはわからりませんが「死」はやってきます。

むしろ終わりがある方が自然なのです。

何事もはじまりがあれば、終わりがあるものです。

それは生命だけでなく、人の縁もすべてそうです。

昔の人は今の現代人と比べて「死」は、常に身近なものだったのではないでしょうか。

今は平和な社会であり、治安もよく、よほどの事でない限りは理不尽に殺されたりはしません。

それゆえに「死」は想定外な現象になっているのかもしれません。

しかし自分や周囲の近しい人の「死」をエンディングに強く意識した時、人は真摯に生きられるのではないでしょうか。

死から逆算し、今という時を深く考えればぬるま湯に遣っているような生き方を少しは改善出来るのではないでしょうか?

死という現象を考え詰めた時「自分は何者で、今世で何をしなければならなのか」という事を考え出せると思います。

僕の中でそういう経緯から体系化したのが「ライフコード」です。

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